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フォーデイズ学術研究 Technology

研究開発の最前線

~オープンイノベーションの推進~

核酸のパイオニア企業として、第一線の研究機関と連携し、エビデンス(科学的根拠)の具体性を提示するための学術研究を常に重ねています。それは健康食品における安全性の検証だけにとどまらず、新たな可能性を見いだす研究開発にまで及んでいます。 そして、更なる価値を見いだしていくために、広く情報を集め、多くの知を集積する「オープンイノベーション」の姿勢を続けていきます。

遺伝情報を担う「DNA」

遺伝情報を担う「DNA」

核酸栄養成分の可能性を考える

宇住 晃治先生

ライフ・サイエンス研究所代表
宇住 晃治先生
東京大学医学部卒業。医学博士。
NPO法人KYG協会 理事長、医療法人社団KYG医療会 会長
KYG協会

遺伝情報を担う「DNA」

予想をはるかに上回る勢いで少子化高齢化が進み、今や日本は世界に類を見ない超高齢化社会になりました。そのことによってさまざまな問題が顕在化しています。医療費だけでも40数兆円となり、社会全体としての生産性が落ちる一方で社会保障費が大きくなってきています。
2018年厚生労働省が発表した健康寿命(男性72.14才、女性74.79才)と平均寿命(男性80.98才、女性87.14才)の差は約9~13才で、この差が拡大すればするほど医療費や介護費が増大するため、いかにして個々人の健康づくりを推進し健康寿命の延伸を目指すかということが国を挙げての喫緊の課題になってきました。
こうした中、健康づくりにおける食の重要性は広く認知され、健康づくりへの貢献を目的とした食の機能性研究も広がり、研究から得られたエビデンスをしっかりと消費者に届ける試みも始まっています。 2015年4月より開始された機能性表示食品制度により、従来食品に表示することのできなかった機能性をきちんとしたエビデンスがあれば表示できるようになりました。まさに食の機能性が、健康づくりや健康寿命の延伸につながることを広く国民に普及させるための大きな一歩であると期待されています。

現在、食の機能性を評価する研究は遺伝子のレベルまで至っており、分子栄養学的なアプローチによって行われるようになりました。私達も医学や農学系をはじめとした様々な分野で、分子栄養学的なアプローチで研究を進められている先生方と連携して核酸栄養の研究を進めています。

遺伝情報を担う「DNA」

栄養素の概念は体を作ったり、体に必要なものを食べ物から摂取するという考え方でしたが、今では栄養成分が身体全体のシグナル伝達に関与することがわかってきました。
私達は栄養成分によって「遺伝子の働きは変わる」という考えのもと、実際に核酸栄養成分を中心とした機能性食品を摂取することで遺伝子発現がどのように変わるかという研究を行っています。

核酸栄養成分の特徴は身体のひとつの機能だけを高めるというよりは身体全体の機能を高める働きで、全体の機能が高まれば自然に健康長寿が実現でき、老化も遅らせることにつながるのではないかと思われます。核酸栄養成分と老化との関係については、大学などの研究機関とともに、線虫やショウジョウバエといったモデル実験生物を用いた研究を今後も進めて行きたいと思っております。

食や栄養成分に関する機能性研究は近年、健康維持に対する関心の高まりとともに分子生物学的手法(分子栄養学)による評価が行われるようになってきました。
私達も現在、フォーデイズ社の全面的な研究助成のもと、フォーデイズ社と一体となって、また、様々な先生方と連携して分子栄養学的なアプローチを取り入れた核酸栄養成分の機能性研究を進めています。その研究成果に関しては、随時皆様に報告をさせて頂きますのでご期待頂ければと思います。


2018年6月15日

ライフ・サイエンス研究所
宇住晃治